【ブリヤートの歌①】あいさつの歌/ Амаршалгын дуун
今回はブリヤート語の歌「あいさつの歌」を日本語に訳してみようと思います。
これは客人を迎えるときに歌われる非常にポピュラーな民謡です。私自身も、2017年冬にロシアのブリヤート人の村を訪ねたときにこの曲で出迎えられた経験があります。翌年夏に中国のブリヤート人の村で車に乗せていただいたときに、カーステレオから流れてきたのもこの曲でした。
ブリヤートでは非常に有名なこの歌ですが、おそらく正確なタイトルがついているわけではなさそうです(ついていたらごめんなさい)。この歌はブリヤート人であれば大体の方がご存じのようですが、タイトルを尋ねると「うーん、あいさつのときに歌う歌?」と割と困った困った回答をされることが多かった気がします。
ここで紹介するYoutube動画にはモンゴル語ハルハ方言で「あいさつの歌」とタイトルがつけられていたため、今回はそのタイトルを採用させていただきます。
※この動画の後半は同じ歌かどうか確認できなかったため翻訳を省略。
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あいさつの歌 Амаршалгын дуун
Аяар холын айлшадууд
遠くからの客人たちよ
Алгаа дэлгэн золгоё
手のひら広げあいさつを
Амар мэндэ та мэндэ
おげんきですか こんにちは
Адуу мал hүрэг мэндэ амар
馬や家畜の群れよ こんにちは
Нютаг холын айлшадууд
故郷遠き客人たち
Нюур ушаран золгоё
顔をあわせあいさつを
Нүхэд мэндэ та мэндэ
友よげんきか こんにちは
Нютагаар бүгэдээрээ мэндэ амар
故郷の皆で あいさつを
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