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【ニュース翻訳】A.S.ツィデノフ・ブリヤート共和国首長の新年挨拶(ブリヤート・ウネン紙web版)

  Шэнэ жэлэй мэндэ хүргэнэб!新年あけましておめでとうございます。2023年もどうぞよろしくお願いいたします。  新年初投稿は、ブリヤート・ウネン紙web版に元日に投稿されたブリヤート共和国のA.S.ツィデノフ首長の新年挨拶の翻訳です。1月2日現在、この挨拶は同紙web版のロシア語版ページにのみ掲載されています。2023年の首長による新年挨拶は、基本的にはロシア語で演説されていますが、演説の最終段落はブリヤート語で書かれています。演説の締めは、ブリヤート語、ロシア語という順番で「新年あけましておめでとう」と挨拶をしていました。  掲載された挨拶の内容は、案の定ロシアによるウクライナでの戦争(挨拶では「軍事作戦」と表現)に関するものでした。戦争に従事する兵士への激励、支援の内容、新しい経済状況下における産業の発展が強調され、直接戦争と関係がないものとしては、共和国内における社会インフラ整備の成果が喧伝されています。(「新しい経済状況下で建築業が成長している」と言っているので多少関係あるかもしれませんが。)  ちなみに、首長の新年挨拶は毎年テレビ番組においても年越し直後に流れます。Arig usという大手ローカルニュース番組のYouTubeチャンネルで、 ツィデノフ首長の2023年新年挨拶 を視聴することができます。ブリヤート・ウネン紙に掲載された挨拶とテレビでの挨拶の文章は完全に同じではありませんが、内容は似通っており、やはり演説の最期にはブリヤート語で挨拶をしているので、興味のある方は是非ご覧ください。  ツィデノフ首長は父親がブリヤート人であり、公的な挨拶の場でも比較的流暢なブリヤート語で挨拶を行っているため、日常的には使用していない可能性が高いにせよブリヤート語話者と言うことができると思います。それも影響してか(?)、大きな行事における彼の挨拶の最終段落はだいたいブリヤート語になっています。(両親がロシア人という人物が共和国首長になったら挨拶言語はどうなるのか気になるところです。)  以下、ブリヤート・ウネン紙に掲載された新年挨拶の翻訳です。翻訳元記事はこちら。 Буряад Үнэн|Новогоднее поздравление Главы Республики Бурятия А.С.Цыденова (1 янв 2023) ※